2024年7月25日木曜日

丸のこ盤の不調

研修会での作業中に、丸のこ盤が突然止まりました。90cmくらいの2×4材を縦半分に割っているときでした。

電動モーターを使った道具は、構造は単純で、滅多なことでは壊れません。ただし、強い負荷のかかる作業を連続して行って、焼き切れてしまうことは、これまでにも何度かありました。

焼き切れてしまっていた場合、手の施しようがありません。それ以外のところを点検することにしました。上の写真は、丸のこ盤をひっくり返したところです。そのモーター部分を拡大したのが、下の写真です。

ここに、カーボンブラシという部品が入っています。実物は、もう一つ下の写真です。



モーターの回転する部分に電気を送るため、上の部品がバネで押さえつけるように取り付けてあります。他の電動工具も、モーター部分は基本的には同じ構造です。このブラシは消耗品で、すり減ったら交換しなければなりません。

ただし、個人が日曜大工で使っていて、ブラシがなくなってしまうということは、ほとんどありません。減ってはいきますが、交換すべきところまでは行かないのが普通です。


写真の中央下部に写っているのは、本体のスイッチです。このスイッチの後ろ(ここからは見えません)にあるスイッチボックスの中を確認しようと思ってごそごそしていたら、ここにリセットスイッチがあることに気づきました。

過大な負荷に対しては、自動的にシャットダウンするようになっているようです。それに気づいただけでも収穫でした。このスイッチを押したら、すぐに復旧しました。

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