この日に長崎市が行っている平和祈念式典にイスラエルを招待しなかったことが波紋を呼んでいます。長崎市長は、政治的な判断ではないと繰り返し説明していますが、誰もその見解に納得していないようです。
広島の式典では招待されているのに、長崎では安全上の理由でできないという理由付けには説得力がありません。一方、G7諸国は、ロシアやベラルーシとイスラエルを一緒にするのはけしからんと思っているようです。
長崎市長は、イスラエルに対して、はっきりと、貴国はロシアやベラルーシと同じだと言うべきでした。もちろん、現在のガザ地区の紛争のきっかけを作ったのは、パレスチナのハマスです。その際に百数十人が人質にされました。そういう理由があるなら、ガザ地区のいたる所に侵攻し、子どもや病人を含む4万人近くのパレスチナ人を殺していいものでしょうか。
そんなことはありません。私たちにはこの答は自明に思えるのですが、G7の国々は、人道的な部分でイスラエルを非難をしてみせるものの、本音ではイスラエルの行動を正当化したいようです。それはダブルスタンダードだと、明確に示すべきでしょう。
G7は、日本が尻尾を振ってついていく分には仲間のように扱ってくれますが、本当の仲間にはなれないのではないでしょうか。
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