生徒が持っているタブレットに、キュビナという学習用ソフトが入っています。最初、市内の学校に無償で提供されて、使ってみてほしいということでしたが、その後有料になり、補助教材として保護者負担で購入してもらっています。
どれくらい使ったかは、管理者にも分かるようになっており、お金を出させていることもあって、なるべく使ってくれという指示がなされます。
国語に関しては、問題の質が悪くて、あまり学習の足しにはならないと感じていました。おそらく、問題作成に国語教師は加担しておらず、オーソドックスな問題が少なくて、あまり重要でもないようなことが問われていたりします。
さらに、漢字の問題には、手書きでなぞったり、手書きで答えたりする部分があるのですが、この正誤判定の部分が、まったく機能していません。テストでは誤答とされるような崩し方(□を○と書くなど)でも正解になりますし、明らかに画数が多すぎたり、少なすぎたりしても正解になります。
ある生徒は、幼児の落書きのように、ぐるぐる円をたくさん描いたら正解になるという発見をしました。
そもそもこんなもので金を取るのか、というレベルです。発行元に意見を送っていますが、今のところ音沙汰なしです。
国全体の問題でもあると思いますが、PCを使った学習の個別最適化などと言っているのは、絵に描いた餅ということです。
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