西海市立S中図書館

2024年9月19日木曜日

工業高校入試説明会、ついでに図書室見学

今日は、地元の工業高校の入試説明会でした。全8学科の中には、電気科や電子工学科の他に、機械システム科(コンピュータ制御などを学ぶ)、情報技術科などがあります。

工業化学科では、他校に先駆けて半導体製造に関連する授業を始めたそうです。

インテリア科は、女子生徒の割合が一番高いところですが、曲線部の多い本格的な椅子作りの実習をしていました。手書きの製図もやるようで、インテリアという言葉で思い浮かべる一般的なイメージとはちょっと違うところがあるかもしれません。

こうした専攻がある学校の図書室はどうなっているだろうと、帰りに覗いてみました。テスト前と言うことで、多くの生徒が勉強していました。カウンターには生徒が2人。司書の姿は見えなかったので、専任の人はいないのかもしれません。以前から、県立高校の司書が兼務になったり、はぎ取られたりしているということは聞いていました。

図書室自体も、高校としてはやや狭く、蔵書は貧弱でした。全体的には、当然技術分野の本の占める割合は高かったですが、そこですら素人目にもちょっとお粗末な感じ。予算が少ないのでしょうね。ひょっとしたら最新の蔵書はみんな貸し出されているのかもしれませんが。

情報関連の棚を探すと、一番目立つ場所に「コンピュータ関連」として0類・5類の該当分野の本が一緒に置いてありました。置き方としてはこれが一番しっくりくるのではないでしょうか。つまり、情報類を新設した方がいいということ。(いささか我田引水が過ぎる?)

2 件のコメント:

  1. ご無沙汰しています。
    今回の記事はあの工業高校だな、と思いうかべながら読みました。ここは、「県立学校図書館職員」が配置されている学校の1つですが、勤務時間が年間875時間しかないので、考査期間中は勤務日にしていないのかもしれません。
    大規模校なのに狭い図書館でしたね。私が行ったのは2017年で、狭い図書館を学校司書さんがいろいろと工夫していましたが、この狭さではどうしても限界がありそうだと思いました。

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  2. コメントありがとうございます。お久しぶりです。まだ読んでいただいているとは、感激です!
    ここは図書館職員が配置されている学校だったんですね。勤務時間数からすると「短時間勤務職員」という扱いですね。社会保険に入れなくてもいいぎりぎりの時間で雇用するやつ。
    こういう県教委のやり方には、ほとほとうんざりします。

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