丸の内の三菱一号館美術館歴史資料室では、標記の展覧会があってました。
この建物は、明治期に、イギリス人コンドルの設計によって造られたものですが、1968年に取り壊されました。それが、2009年に復元されたものです。
復元するのは悪くないけど、どうしてそのまま取っとかなかったんでしょうか。複製と本物では、その価値の違いは月とすっぽん。解体した資材も最初は保管されていたそうですが、結局廃棄。
どうやらその背景には高度成長期の三菱地所のお家事情が見え隠れします。で、今更のようにこの展覧会?
中には、当時の設計図が残されていて、展示してありました。
裏側は美術館になっていて、庭にヘンリー・ムーアの彫刻なんかがさりげなく置いてありました。緑の多い庭で、真夏の日ざしに涼しい日陰はありがたかったです。
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