最近、どんな本を見ても、あまり魅力を感じなくなりました。年齢とともにいろいろなことが変化します。そして、それは、実際にそうなってみないと分からないことが多いのです。十年前、二十年前とは、まったく違う自分がいます。そんなわけで、最近、書店にいくことがめっきり少なくなりました。
昨日、ついでがあって、久しぶりに市内で一番大きい書店に行きました。食指の動く本はあまり見つかりませんでした。そして、一つ残念なことに気づいてしまいました。平積みの本が、どこを見てもきちんと整っていないのです。そもそもまっすぐ置かれていないし、積み方も雑でした。そういう状態が、棚の至る所で見られました。
気のせいかとも思って、一緒にいた娘にそれを伝えると、娘もそう思ったと言っていました。
背後には、慢性的な人手不足があるのだろうと思います。全国展開の大きな書店なので、簡単につぶれはしないでしょうが、たっぷり人を雇うほどの余裕もないのだろうと想像します。安月給で、ベテランが辞めてしまったのかもしれません。
かつては、そんなことより選書の質の方が大事だと考えていましたが、今は、こんな置き方しかできない書店なら、質の良い選書など望むべくもないと思ってしまいます。顧客に選んでもらうためには、見た目も大事だ、という話です。当たり前のことかもしれません。
