熊本のことでまだ書き足りないのですが、今日は授業がうまくいったので、その話です。
先週、「走れメロス」の冒頭部分を司書のHさんに読んでもらった、その次の授業です。さらに次は、期末テストになってしまうので、とりあえず読んだところから、主要な登場人物の人物像を考えました。
班ごとに人物を分担して、根拠となる表現や、行動などを探し、黒板に書きだした後、自由な意見交換。
まあ、次から次へと意見が重なって、とてもおもしろかったです。日頃は、一つ意見が出ても、単発に終わって、なかなかその次へつながらないことも多いのですが、今日は、いろんな角度からの意見が重層的に飛び出して、時間があっという間に過ぎていきました。
その議論の中で、メロスが親友を人質にした行為の意味や、どんな相手であれ人を殺すという行為の是非なども問われていって、こちらが予期した以上に話がふくらんでいきました。
こういう授業がたまにあると、また続けてがんばろうと思います。
また、この教材が長年使い続けられてきた意味もよくわかる気がしました。
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