知人と話しをしていて、思い当たることがあったのでメモしておきます。
平湯先生の図書館作りで、色彩に関しては、暖色系の同系色でまとめるというのがセオリーになっています。でも、なぜ?
それによって、「だれでも迎え入れる暖かさ、やさしさ」(平湯文夫『図書館を生きかえらせるカラーパネル篇』木城えほんの郷、2003)が生まれるのでしょうね。
色は、好みの問題もあって、人によって意見が分かれるかもしれません。前掲書には「色は多数決や鶴の一声で絶対に決めないこと」なんてアドバイスが書いてあります。
たまたま知人と話しをしていたら、部屋の灯りの色の話題になりました。曰く、「家でくつろぐときは、波長の長い赤みがかった光が落ち着く」と。
ああそうだったのかと思い至りました。確かに、白色の蛍光灯より、昼光色の方が落ち着いた感じがします。
色のもたらす心理的効果について、科学的に述べることはできませんが、こういう経験と結びつけると、なんとなく納得がいきますよね。
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