西海市立S中図書館

2011年5月9日月曜日

丸の内オアゾ~M善丸の内本店

東京駅、丸の内北口を出て、横断歩道を渡ったら、すぐにこんなビルがあります。


いろんなお店が入ったビルで、写真の左側部分は、ガラスの壁で中は吹き抜け。


床の案内図、ピンクの部分はM善書店が入っています。大きいです。書架は天井近くまでのスチール高書架が使ってあって(灰色の、最低のやつ。脚立が要ります)、とにかく本の数は多い。専門書に関しても、そこそこ揃っているようでした。ビジネス街の中心らしく、1階の大部分はビジネス・経済書が占めてました。

しゃれたビルの中の、垢抜けしない大型書店。さすがM善(私の母校の大学内の書店もM善でした)。ギャラリーや文具店もあるけど、おしゃれじゃない!お上りさんの私なんかがずけずけ入っていって恥ずかしくないのはメリット?

ここの目玉はたぶん、4階売り場のかなりの面積を占める「松丸本舗」でしょう。松岡正剛氏との共同プロデュースとのこと。著名人の蔵書を並べたコーナー(どこぞの受け売り?)や、松岡さんの考えを受けた独自の分類で本が並んでいます。棚板には松岡氏直筆でキャッチコピーが書かれていたりもして。

でもねぇ、せっかくの大胆な企画なのに、なんかワクワク感が足りないの。書架も凝った造りにしたつもりでしょうが、イマイチ。優等生M善の限界かな。それと、著名人の本棚っていうのは、ファンには楽しいでしょうが、そんなの何人分並べても、何にも出てきやしない。例えば「松岡正剛の千夜千冊」が一つあるくらいで充分じゃないでしょうか。

それでも話のタネに一度覗いてみる価値はあるかも。東京駅で待ち時間があったらどうぞ。八重洲ブックセンターにはもう行かなくていいやと思いました。

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