平湯先生がレイアウトプランを作るとき、まず最初に用意するのは、正確な平面図です。
学校を作ったり、改修工事をしたときには当然ですが、設計図を描き、教育委員会と学校で保管します。
どの学校にも必ず置いてあるはずのものですが、滅多に使わないので、在りかがすぐには分からない場合もあります。私も、事務室横の物置を探し回ったことが何度かあります。
写真のものは1/50で描かれてますが、平湯先生は、必ずこれを1/100の大きさに修正してから使います。いつも同じ縮尺でやることで、間違いも少なくなりますし、1/100だと図面上の大きさの計算も簡単です。
その図面の上に、このようなパーツを切り抜いたものを並べていきます。ピンセットを使った細かい手作業になります。
私は、図面をパソコンに読み込んで、ディスプレイ上で作業をしていますが、平湯先生の求める緻密な仕上がりにはなかなかなりません。
私の使っているソフトについては、別に稿を起こします。ちゃんとしたレイアウトを考えるには、どちらかの方法が必要です。
ノートにラフスケッチをやっても、決していいものにはならないというのが平湯先生の考えです。


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