できればこれよりもバランスのいい正方形の方が落ち着きます(平湯先生は、デザインに円や正方形を好んで取り入れています)。
12月20日に紹介したプランの中では、これをさらに改善して、次のような形にしていました。私は、最初、右上と左下のそれぞれ1枚ずつを外す考えでしたが、斜めにカットすればいいじゃないか、というのが平湯先生のアイデアです。
畳の斜めカットは、私は最初無理じゃないかと思ったのですが、無理なはずはない、というのが平湯先生の意見でした。
実際に近所の畳屋さんに聞いたところによると、ある程度の厚さがあれば斜めのカットも大丈夫とのことでした。ユニット畳には、1~2cm位の薄いものもありますが、縫う機械の都合で、薄いものは無理だそうです。
加工賃は、6,000円というところもあれば、1,500円でやってくれるところもありました。
実際には、この畳、次のように並べ替えてありました。
上にものがあって分かりにくいかもしれませんが、7枚を使い、全部を斜めに置いてありました。加工をしないですます方法としては、これでよかったと思います。
私たちは、畳は長方形や正方形に並べるものという通念があって、ついついそれに縛られてしまうのですが、ちょっと発想を変えるだけで、ずいぶん違った可能性が見えてくると思います。



0 件のコメント:
コメントを投稿