西海市立S中図書館

2013年12月26日木曜日

畳の並べ方

90cm四方のユニット畳(自由に動かせるタイプ)を持っている学校があちこちありました。多くの場合、長方形に並べてありました。


できればこれよりもバランスのいい正方形の方が落ち着きます(平湯先生は、デザインに円や正方形を好んで取り入れています)。


12月20日に紹介したプランの中では、これをさらに改善して、次のような形にしていました。私は、最初、右上と左下のそれぞれ1枚ずつを外す考えでしたが、斜めにカットすればいいじゃないか、というのが平湯先生のアイデアです。


畳の斜めカットは、私は最初無理じゃないかと思ったのですが、無理なはずはない、というのが平湯先生の意見でした。

実際に近所の畳屋さんに聞いたところによると、ある程度の厚さがあれば斜めのカットも大丈夫とのことでした。ユニット畳には、1~2cm位の薄いものもありますが、縫う機械の都合で、薄いものは無理だそうです。

加工賃は、6,000円というところもあれば、1,500円でやってくれるところもありました。

実際には、この畳、次のように並べ替えてありました。


上にものがあって分かりにくいかもしれませんが、7枚を使い、全部を斜めに置いてありました。加工をしないですます方法としては、これでよかったと思います。

私たちは、畳は長方形や正方形に並べるものという通念があって、ついついそれに縛られてしまうのですが、ちょっと発想を変えるだけで、ずいぶん違った可能性が見えてくると思います。

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