西海市立S中図書館

2018年4月3日火曜日

残念なこと

結局、図書主任にはなれず。前任者が継続してやることになりました。部会の人には申し訳ありませんが、図書館部会には参加できません。

普通の転勤なら、少々無理をしてもかわってもらうと思いますが、今年一年の勤務ではあまり無理も言えません。


もう一つ残念なことがありました。分掌の話し合いの中で、別室登校の生徒を、週3回、それぞれ2時間ずつ、図書館で過ごさせるという計画があることが明らかになったのです。

何でも、春休み中に降って湧いたプランのようで、図書館で過ごさせるというのが、司書に任せるという意味で、そのために司書の勤務日をわざわざ変更したというのです。

小学校で、読書の時間は司書に任せっぱなしというのはよく聞きます。それも問題ですが、「読書の時間」ということで、まだ発想としては分からないでもありません。でも、これは、まったく質が違います。

その場では、それは司書に任せる仕事ではないだろうということを説明し、一定の理解を得たと思いましたが、管理職に話した訳ではないので、まだ結論は分かりません。

司書の勤務日を相談した先の校長先生は、少し前まで市教委にいて、市内の小中学校の図書館の改修について、ずいぶん熱心に取り組んでくれていたように思っていました。また、この学校の校長先生は、前任校では図書館の研究指定を受けていたのでした。そんな人たちでも、司書の仕事についての理解はせいぜいこの程度なのでした。

司書の存在が、いつも図書館にいて何をしているのかよく分からない人ではなくて、学校の職員として認められてきたという点だけは、必ずしも悪いことではないのですが、司書の仕事の範疇をここまで逸脱して、誰も何も思わないのかとあきれています。

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