久しぶりの投稿になります。夏休みの後半は、娘と一緒に、娘の留学しているカナダを旅行してきました。レンタカーを借りて、5400kmほど走りましたが、カナダの友人に言わせると、それくらいは週末に走る距離なんだそうです。
土地はどこまでも広く、山は雄大で、日本の風景とはまるで違う景色にくらくらしながら走り回っていました。やっと旅の酔いが治まって、報告が書けそうです。
日本に戻って最初に感じたのは、人の多さと、移動のしにくさでした。成田空港からバスで東京駅に向かい、そこから電車に乗ったのですが、バス停から駅までの100mかそこらの距離で、疲れ果ててしまいました。
スーツケースをころがしながらの移動で、早くは歩けないのですが、回りは人でいっぱいで、のろのろ動いていると、容赦なく人がぶつかってきます。
駅では、切符を買う場所が分からずうろうろ。やっと改札を抜けたと思ったら、すぐに階段にぶつかってしまいました。近辺を見回しても、スロープが見当たりません。何か工事をしていたようでしたが、スーツケースを抱えて階段を下るしかなかったのです。
そもそも人の密度が違いますが、カナダでは、街中でも田舎でも、主要な場所でスロープやエレベーターなど、階段を利用できない人が移動する手段のないところはありませんでした。たとえ工事中でも、仮設のスロープが設けてありました。
公共交通機関には、車いすやベビーカー専用の場所が確保してあり、バスはすべて低床で、入口は、歩道に向かって、スロープがすぐに出てくる構造になっていました。しかも、ベビーカーや車いすの人は最優先で乗せるというルールが徹底していて、これなら一人で車いすで出歩いても大丈夫だろうと思いました。
もちろん我が国も、ハンディキャップのある人たちの権利を保障しているはずなのですが、それは言葉の上だけのことで、現実はなかなかそうなっていない場面も多いようです。
電車が混みすぎているため、ベビーカーに場所を譲る余裕もないという事情もあるでしょうが、そもそも、子どもをベビーカーに乗せて移動するのは当然のことで、何の遠慮もいらないという認識が欠けているように思います。
日本人はとても親切な国民性を持っていると思うのですが、街は人に優しくない。それを痛感した旅の終わりでした。
土地はどこまでも広く、山は雄大で、日本の風景とはまるで違う景色にくらくらしながら走り回っていました。やっと旅の酔いが治まって、報告が書けそうです。
日本に戻って最初に感じたのは、人の多さと、移動のしにくさでした。成田空港からバスで東京駅に向かい、そこから電車に乗ったのですが、バス停から駅までの100mかそこらの距離で、疲れ果ててしまいました。
スーツケースをころがしながらの移動で、早くは歩けないのですが、回りは人でいっぱいで、のろのろ動いていると、容赦なく人がぶつかってきます。
駅では、切符を買う場所が分からずうろうろ。やっと改札を抜けたと思ったら、すぐに階段にぶつかってしまいました。近辺を見回しても、スロープが見当たりません。何か工事をしていたようでしたが、スーツケースを抱えて階段を下るしかなかったのです。
そもそも人の密度が違いますが、カナダでは、街中でも田舎でも、主要な場所でスロープやエレベーターなど、階段を利用できない人が移動する手段のないところはありませんでした。たとえ工事中でも、仮設のスロープが設けてありました。
公共交通機関には、車いすやベビーカー専用の場所が確保してあり、バスはすべて低床で、入口は、歩道に向かって、スロープがすぐに出てくる構造になっていました。しかも、ベビーカーや車いすの人は最優先で乗せるというルールが徹底していて、これなら一人で車いすで出歩いても大丈夫だろうと思いました。
もちろん我が国も、ハンディキャップのある人たちの権利を保障しているはずなのですが、それは言葉の上だけのことで、現実はなかなかそうなっていない場面も多いようです。
電車が混みすぎているため、ベビーカーに場所を譲る余裕もないという事情もあるでしょうが、そもそも、子どもをベビーカーに乗せて移動するのは当然のことで、何の遠慮もいらないという認識が欠けているように思います。
日本人はとても親切な国民性を持っていると思うのですが、街は人に優しくない。それを痛感した旅の終わりでした。
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