西海市立S中図書館

2023年9月15日金曜日

コルク掲示板 2

コルクは、5mmの厚さのロールを購入しました。カットは、これもカッターを使い、カーブの部分は、板と同じ定規を当てて切りました。

カッターは、板を切るときよりも切れ味に注意しました。1カ所切るごとに刃を新しく折りました。切れ味が悪いと、コルクの切り口はすぐに汚くなってしまいます。


コルクは、木工用ボンドで貼りました。最初、慎重に位置決めをして、重しを置いて動かないようにします。それから、片側を1/3くらいめくって、そこにまんべんなくボンドを塗ります。塗る範囲が広かったので、ボンドをほんの少し水で薄め、ハケを使って塗り広げました。

上の写真は、残りの2/3を広げているところです。こちら側も同じようにボンドを塗ります。


その後、乾燥させますが、そのとき、全面に重しを置いて、コルクと板を密着させます。最初はこの部屋にあった画集(とても小さな学校のため、技術室は美術室と兼用です)を置きましたが、十分密着しなかったので、椅子を重しに追加しました。

一晩おいて完成。壁に、コンクリート用のキリで穴を開け、木ネジで留めました。


取り付けた直後の写真はピンボケで、すでにポスターが貼った状態の写真になりました。また、鏡は、他の掲示板等と一緒に外していたのですが、校長の意向で復活しました。

どの学校でもよくあることですが、いたるところに鏡があって、容姿を正しなさいという生徒指導上の意味合いが込められていると思います。しかし、現実にはまったく機能していません。その証拠に、数人の職員から、この鏡はどこから持ってきたのかという質問があったのです。元々ありましたよと答えると、へぇー、そうだったんだ、というような反応が返ってきました。誰も鏡なんか見てはいなかったのです。生徒がここで身だしなみを整えるなんてことはあり得ませんが、校長の意向なので、ここは妥協しました。

些細なことですが、養護教諭がここに貼ったポスターは、普通の画鋲ではなく、持つところが透明プラスチックのピンで留められていました。せっかくの掲示板ですから、そういう細かいところにも気を配る使い方をしてもらうと、作りがいもあるというものです。

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