西海市立S中図書館

2023年12月4日月曜日

市内共通の制服

市内の学校で共通に使える制服のデザインができていて、導入はそれぞれの学校の判断に任せることになっていたのですが、次年度から導入することになった学校がありました。以下、長崎新聞(12月1日)の記事からの引用です。


 長崎市教委は来年度、市立中8校で統一デザインとなるジェンダーフリー制服を初めて導入する。学校ごとに異なる制服購入費を平準化し、保護者の負担を軽くするとともに、LGBTQ+(性的少数者)の生徒の多様性を尊重し、防寒など機能性を向上させる狙い。
 統一制服を取り入れるのは市立中計37校のうち、▽日吉▽西泊▽滑石▽横尾▽東長崎▽野母崎▽三和▽福田-の8校。横尾中は女子のみで、男子は現行通り。同校は「詰め襟の学生服の高校があり、進学後も続けて着用する人に対応するため」としている。(引用終わり)


導入は大いに結構なのですが、最後の、女子のみ導入の学校があるというのが意味が分かりません。記事にあるとおり、この制服のポイントは、ジェンダーフリーということなのです。男女を分けてしまったら、その意味はまったく失われてしまいます。高校の制服云々は、屁理屈にすぎません。標準学生服を使っている高校の方が少ないですから。

この学校の教師が、ジェンダーや性的多様性の問題をまったく理解していないということを、図らずも露呈してしまったということになります。これ、発表する前に、市教委気づかなかったのかしらん。まさかですが、市教委も分かってない?

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