長崎市教委は来年度、市立中8校で統一デザインとなるジェンダーフリー制服を初めて導入する。学校ごとに異なる制服購入費を平準化し、保護者の負担を軽くするとともに、LGBTQ+(性的少数者)の生徒の多様性を尊重し、防寒など機能性を向上させる狙い。
統一制服を取り入れるのは市立中計37校のうち、▽日吉▽西泊▽滑石▽横尾▽東長崎▽野母崎▽三和▽福田-の8校。横尾中は女子のみで、男子は現行通り。同校は「詰め襟の学生服の高校があり、進学後も続けて着用する人に対応するため」としている。(引用終わり)
導入は大いに結構なのですが、最後の、女子のみ導入の学校があるというのが意味が分かりません。記事にあるとおり、この制服のポイントは、ジェンダーフリーということなのです。男女を分けてしまったら、その意味はまったく失われてしまいます。高校の制服云々は、屁理屈にすぎません。標準学生服を使っている高校の方が少ないですから。
この学校の教師が、ジェンダーや性的多様性の問題をまったく理解していないということを、図らずも露呈してしまったということになります。これ、発表する前に、市教委気づかなかったのかしらん。まさかですが、市教委も分かってない?
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