平湯先生宅には、インターネットがつながっていませんでした。え、そうなの?と思う方も多いかも。業者等との連絡はファックスと電話。研究所のホームページ更新は、外注(といってもお嬢さんですが)。
平湯先生はとことん活字の人。今でも真剣に世界大百科事典を買おうかと迷っているくらいです。私など、こどもとしょかんからの荷物であふれたご自宅を一瞥して、「置く場所ないでしょ」と冷たくあしらっているのですが。
こどもとしょかんの引っ越しに伴い、パソコンを平湯先生用に自宅へ移動。ついでにめでたくインターネットも開通することになったのでした。
そこで、業者を呼んで2台のパソコンを無線LANでつなごうとしたらしいのですが、「どうもうまくいかない」とSOSがありました。で、日曜の午後、2台のパソコンを前に奮戦5時間。何とかつながりました。
無線LANの装置には、簡単に設定できるというソフトと、1枚の用紙に両面印刷した簡単ガイドがついているのですが、これが実に簡単ではないのです。
Windowsには、LANを設定するための機能があらかじめ組み込まれていて、それも試みたのですが、うまくいかない。2台をケーブルで直接結べば簡単なのですが、マンションなので、そういう配線ができません。
素人考えですが、無線で接続するためのパソコン間の認証(自分の通信したい相手であると確認すること)の手続きが極めて面倒なのです。もちろん、それが簡単だとセキュリティの問題が出てきます。で、なかなかつながらない。
何をやったか、詳しくは書きませんが、同じ作業を、条件を少しずつ変えてひたすら繰り返すうちに、何とかつながったということです。その間、平湯先生の書斎と、居間の間を行ったり来たり、行ったり来たり。ふう。
パソコンが未だにユーザーフレンドリーという言葉からはほど遠い商品であると再確認したのでした。簡単ガイド、選択の分岐がたくさんありすぎ。
図書館管理ソフトなんか、もうスペシャリストの図書館員にしか使いこなせないのでしょうね。みなさんいろいろ苦労なさっているようです。↓
http://jimichi-librarian.blog.so-net.ne.jp/2010-12-05
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