3月、思ったよりずっと寒くてふるえてました。それでも桜は順調に開花。花見を自粛すべきかどうかって、議論は大いに結構です。
ただ、どこもかしこも「がんばれ日本」みたいな感じになるのには抵抗があります。9.11の後、やたらと星条旗が目につくようになったアメリカは戦争に突入。
第二次世界大戦のときの日本が、戦争を避けられなかったことについて、軍部の暴走であったと。それは間違いないのでしょうが、世論も同じ方向を向いていたこともまた確かなように思います。操作されていただけですって言って罪を免れることはできないと思います。
むしろ、同じ過ちを何度繰り返そうと、やっぱりまたやってしまうんだろうと、改めて思いました。社会的な危機は常に思想の危機でもあるようです。私たちの図書館はそうした危機を乗り越えられるでしょうか。
さて、新年度を迎えて、最初の仕事は朝読書の提案。これは毎年忘れずにやっておかないと。毎年言ってもなかなか徹底されません。特に「みんなで読む」の原則がね。原則をやぶるのはもっぱら教師。今年こそ、みんなちゃんと読もうね。たった10分間なんだから。生徒はみんな読んでますよ!
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