まずは分科会の報告。八つの分科会でそれぞれ興味深い話題が扱われたようです。「私たちの課題」(案)にもいくつか修正が加えられました。
この中で、運動方針に関わる項目の、職員配置について議論になりました。「学図研として『専任・専門・正規』の職員配置を要望する」という表現を入れたいという意見がありましたが、今までさんざん議論してきたことで、綱領に戻って日々の活動を進めていこうということで落ち着きました。
それから、福島や茨城の会員から東日本大震災の報告がありました。地域間・学校間の差が大きかったそうです。今でも新たな問題が起きつつあるとのこと。
たとえば、高校では、2~5校の校舎を間借りして、元からいた職員で分散して授業を行っているそうです。来年度の小・中学校教員、司書の採用は、なし。高校・特別支援学校に各30名と激減。教職員の移動は、高校が6月1日づけ、義務が8月1日で行われたそうです。年度途中なので混乱は避けられない状況とのこと。
その他様々な問題が報告されました。研究会としては、今後とも、福島大会へのサポート等継続して支援していく。また、義援金の口座は来年の大会まで開いておくそうです。
その後、会計報告と予算案が審議され、総会が終了しました。
分科会もそうですが、総会になると、いっそう議論が白熱します。この熱気が、学図研という団体のレベルを維持している原動力になっているのだろうと思いました。
ちなみに、私も今年から会員になりました。
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