余談からで申し訳ないですが、訳者は『週刊アスキー』の「東京トホホ会」の企画をやってる人です。以前はこのパソコンにまつわる失敗談(読者投稿)を楽しく読んでました。
今はもうパソコンいじって時間を潰すことはやめました。気の遠くなるような時間をハードディスクのフォーマットやOSの再インストール(初期のウィンドウズは、フロッピーディスクを何十枚も差し替えながらインストールしてました)といったトホホな作業に使ってきたのですが、だんだん時間がもったいなくなってきたので。
おかげでパソコンのトラブルには強くなりました。相変わらず時間はかかりますけど。
さて、本題。序章の「ラロトンガへの脱出」は、南太平洋の孤島で生活しようとして失敗した話。第1章「物をダメにする勇気」から始まって、最終章「DIY主義の台頭」で終わる力作。本が、というか、著者の作った(壊した)数々のモノたちとそれにまつわる物語が。
なぜ手づくりなのか、なんてことをマジメに考えようとして目にとまった一冊でしたが、そんなことは忘れて楽しく読ませてもらいました。
記憶をたどれば、小学生の頃、マブチモーター(模型を動かす小型のモーター)を分解し、組み立てるということが私のDIY生活の始まりでした。それからいろんなものを壊しました。大人になってからも。修理したものと、壊したもの、どっちが多いかしらん。
同じ訳者が『子どもが体験するべき50の危険なこと』(ゲイバー・タリー他著)というのを訳してて、一緒に買ってきました。タイトルがいいですよね。次はこれ読もう。
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