久しぶりに、平湯先生の仕事を少し手伝い、その後食事へ。食後も長々とおしゃべり。
司馬遼太郎の『坂の上の雲』の話題から、第二次世界大戦のことへ。この戦争で、平湯先生の近親者が何人も理不尽な死を迎えたこと。
明治時代の富国強兵策は、欧米列強からの支配を逃れるためには不可避であったのかどうか。そして、第二次世界大戦を始めてしまった、日本の過ち。うーん、重い。
平湯先生、前川恒雄さんの最後の講演会に行って、改めて前川さんのすばらしさを再確認したとのこと。筑摩書房から出ている『移動図書館ひまわり号』が手に入らなくなっているということで、ネットで古書を探して注文。
長崎市の学校図書館が、今年度、かなり平湯モデルの家具を購入しているのですが、ライセンスはどうもきちんとしていないようです。いくつかの学校から、これらの家具の仕上がりに難点があるという声があったのですが、これは、どうやら取扱業者のモラルの問題です。
ちょっと見には、ほとんど純正モデルと区別つけられない仕上がりなのですが、ライセンスも得ていないし、設計図通りに作られてもいない。
一方、その後も、各地に、平湯モデルの図書館が続々と増えつつあるようです。中には、びっくりするような大型のプロジェクトもあって、楽しみです。
長崎市内の学校図書館の設備に関しても、新しい計画が持ち上がってきそうな気配。これはまだまだ草案の段階ですが。
どれだけ話しても話したりないといった感じだったのですが、店の閉店時間になって強制終了となりました。
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