西海市立S中図書館

2012年1月4日水曜日

千代田区立日比谷図書文化館

東京都立日比谷図書館の千代田区移管が決まって約2年半。昨年11月にめでたく開館。ここは平湯先生の「㊙図書館ランキング」の上位にランクインしており、ぜひ訪ねたかったところです。


日比谷公園内、日比谷公会堂と音楽堂の間にあります(案内地図左端、中程)。


JR山手線、有楽町駅から徒歩約10分。公園内の池には、超望遠レンズをつけたカメラを構える人が2人。帰り際には10人ほどに増えていましたが、何とここにはカワセミが住んでいるのでした。


第二次世界大戦の空襲で焼け落ちた後、1957年に現在の三角形の建物が建てられたそうです。土岐善麿のアイデアだったとか。


地上4階、地下1階のビルの、2・3階部分が図書館になっています。


図書フロアは「まちづくりと情報・交流(2F)」「教養と創造・学び(3F)」にわかれ、それがさらに「ビジネス・キャリアデザイン」「新聞雑誌・まちづくり」、「科学技術・ライフスタイル」「アート・文学・カルチャー」の各ゾーンに分けられていました。

詳細な配架の区分は、同館のHPで見ることができます。
http://hibiyal.jp/var/rev0/0000/2138/zone-ndc.pdf

かなり大胆なフロア構成になってます。これは、移管して運用するにあたり、千代田区の意見を取り入れ、この館独自の目的を考慮しながら決められたものだということでした。ビジネス支援が館内の約1/4を占めているのも、この館の地域性からくる特徴の一つ。

それぞれのフロアには、そのゾーンにふさわしい個性的な展示コーナーがいろいろ作ってありました。中には、田舎に帰って農業を始めるためのコーナーがありましたが、税金のことや保育園・学校の選び方など、かなり具体的に踏み込んだ解説がしてありました。

蔵書は古いものが多く、まだまだこれからという感じでしたが、実用書や読み物に重点を置いた一般的な市町村立の図書館とはひと味違った図書館を作ろうという志向が、いろんなところに明確に見て取れました。

平日は午後10時まで開いています。今日も、昼休みの時間になると、仕事始めのビジネスパーソンがたくさんやってきていました。

なお、名前に「文化館」とあるのは、1階部分が、千代田区立四番町歴史民俗資料館の機能を引き継いだ博物館になっているからです。江戸のことを学ぶ中学生をぜひ連れてきたいと思いました。

帰りには、公園内の老舗レストラン松本楼で食事。


何とここには、宋慶齢(孫文夫人)が日本滞在中に弾いたというピアノ(ヤマハの現存する最も古いものの一つだそうです)がさりげなく置いてありました。名物のカレー(3種類のカレーが味わえるバイキングで1480円)も美味。


ビジネス街の中心を歩き回りながら、東京というのは、文化的にもぜいたくな地域だと改めて実感したのでした。

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