西海市立S中図書館

2012年3月25日日曜日

千田琢哉『人生で大切なことは、すべて「書店」で買える』日本実業出版社、2011

いや、そうじゃないのよ。本を読むってことは。と、言いたくなる一冊。


相手がそんなに外れたことを言ってるわけじゃないのに、いや、そうじゃないでしょ、と否定したくなること、ありませんか?

どこか腑に落ちない、というか、うさんくさい、というか。

○○すれば、あなたも大金持ち、みたいな、あれです。

 帯には「つらいときこそ本を読め!」って書いてあります。たしかに、つらいときには本を読むことが救いになるってこともあります。太宰読んで生き延びた、って人もいるくらいですから。

でも、それは人に言われてすることじゃないな。

こういう類いの本にも、それなりの需要はあるんでしょうね。だとすれば、図書館の蔵書には加えるべき?

タイトルだけ見てたらためらわず入れたでしょうが、読んでしまうと、ちょっと躊躇してしまう、そんな一冊です。

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