平湯先生お薦めの一編。
東宝系の映画館で上映中です。
荒れ果てた朝鮮半島の山々に木を植える仕事をしつつ、柳宗悦とともに朝鮮民族美術館の設立に寄与した人の伝記的作品です。
映画の出来不出来は問わないことにしましょう。こういう地味な映画が、地方の映画館でも上映されるということ(私が観たとき、観客3名。いつまで上映続くかな?)でよしとしましょう。
ちなみに、主人公の浅川功さんに関しては、『日韓交流のさきがけ-浅川功』(椙村 彩著、揺籃社刊、2004)という著作があって、これも平湯先生推薦。一冊もらったんですが、書架のどこかに埋もれているらしく、出てきません。
中学2年生の自由研究としてまとめられたこの著作、平湯先生は、アマゾンに出ていた古本を買い占めてました。
私の学生時代の恩師(美学)も柳宗悦と朝鮮の民芸が大好きでした。平湯先生のデザインの思想の源流の一つは柳宗悦にあります。
私が平湯先生の追っかけをしているのも、案外こういうところに通じるものがあるからなのかもしれません。と、自分で勝手に納得してます。
0 件のコメント:
コメントを投稿