西海市立S中図書館

2012年8月23日木曜日

I小プラン

平湯先生によるI小のプランです。


もともと二つの部屋だったものを、壁に通路をあけて一部屋に改装されています。

左側は楽しみ読みのエリア、右側は調べ学習のエリアです。

両方の境目が、閲覧テーブルが並んでいるところの左側、縦に床置き書架(図では白色、縁取りのみ)が置いてある場所です。

左側1/3のあたりにある、壁のしきりのところに境目がくればよかったのでしょうが、どちらのエリアを持ってくるにしてもそれでは狭すぎるので、ここになったようです。

左右を逆にするという考えもあったでしょうが、教室の学年配置との関係で、左右は動かしたくないとのことでした。

カウンターは、メインの入口である、左下の方向を向いています。

その入口の右手、廊下側に、すのこ掲示板を作っています。

楽しみ読みのエリアの中心には、カーペットと、湾曲の絵本架が描いてあります。

実際には、普通の絵本架が4本あるだけなので、それを使って、両側を少し内側に傾けました。書架の後ろに空間ができてしまうのが難点。子どもが入り込むのではないかという懸念があります。

平湯先生は、隠れる場所があって、入り込んでもいいんじゃないの、という考え。

カーペットは、四角いパネルをつないでいくタイプのものがあったので、それを利用しました。40人の子どもを座らせて読み聞かせ等するということで、元の広さを確保したいというのがI小の担当者の考えでしたが、その広さにすると他の部分がつまってしまって、いったん配置したのですが、やり直しとなしました。

それではこのプランの意図が台無しだというのが平湯先生のコメント。

私なんぞ、ついつい妥協的に動いてしまうのですが、またやっちまったかと反省。最初にカーペットの広さを決めて、残りの家具を配置していったのですが、それではダメでした。

図の右上の奥に作ったスペースは、書庫です。鮮度の落ちたもので、廃棄はしたくないような蔵書は、目につかない場所に固めておこうということでした。

普通の幅の書架4本分を縦2列に並べたのですが、平湯先生の意見では、その倍ぐらいの壁を作ってもいいのではないかとのことでした。

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