西海市立S中図書館

2012年9月16日日曜日

ラリー・D・ローゼン他『毒になるテクノロジー』児島修訳、東洋経済新報社、2012

スマホやSNSがもたらすビョーキとその対処法を詳しく述べた本です。


どこまでを治療の必要な「病気」と判断するかは難しいところですが、ネットにつないだパソコンや、スマホやケータイを使っている人なら、ここに出てくる様々な症状のどれかに思い当たるフシがあるかもしれません。

私は、ケータイの着信音はいつも消していて、振動だけにしているのですが、実際にかかってきていないのに振動したような気がしてケータイを開くこととがたまにあります。

幻想振動症候群というんだそうです。そんなに珍しくない症状だとか。

ネットやケータイなしの生活には戻れそうもありませんが、例えば人と一緒のときにケータイばかりいじらない、というような常識は忘れないでいたいと思います。

著者が最後にあげている、テクノロジーで活性化された(!)脳を静める方法(抄出)。
・自然に触れる。
・美しい音楽や芸術を味わう。
・大声で笑う。
・外国語を学ぶ。
・簡単な運動。
・熱い風呂。

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