西海市立S中図書館

2012年9月20日木曜日

背ラベル

背ラベルなんか、本当はない方がいいというのは、本好きの人なら分かってもらえるのではないでしょうか。

図書館や書店で本を探すとき、検索して分類番号や棚番号を調べてから見つけるときは別として、著者名や出版社名などを見ながら探すことも多いと思います。

いずれにしても、本の背にある情報も、大切な本の中身です。ラベルが必要だとしても、最小限にしたいもの。


写真は、日野市立中央図書館のものです。N,Eという文字が見えているのは、それぞれ、小説、エッセイという意味。

背ラベルは使ってありません。左端の方に、著者記号だけのラベルを貼った本が見えますが、以前はそのような使い方だったのでしょう。いつから変わったかは聞き落としてしまいました。


読み物以外には、分類番号を振った小さなラベルが貼ってあります。

私のところも、これに習って、読み物の棚は背ラベルなし。それ以外は無色の一段ラベルを使うようにしてます。

この写真にあるようなラベルがいいのですが、ラベル印刷用のソフトに対応したものは、もう少し大きくなってしまいます。

こういうのに慣れると、3段ラベルを使う感覚が信じられなくなります。

誰のためのラベル?

2 件のコメント:

  1. 本当に背ラベルがないんですね…!
    やっぱり驚いてしまいましたが、
    すっきりしていて、背の力を感じます。
    ラベルの有る無しで全然違うものですね。

    9類以外も、3段より1段…というのは、
    そうだなあと思っていたのですが、
    さらに無色!
    ことごとく「なるほど~」です。
    関東の図書館では珍しくないということですので、
    東京など行った折には、
    日野をはじめいろいろなところを見てみようと思います。

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  2. コメントありがとうございます。
    常識、と思っていることにも案外
    違うアプローチはあるものです。

    教科書に書いてあることには、常に
    疑問を持ち続けたいと思います。

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