背ラベルなんか、本当はない方がいいというのは、本好きの人なら分かってもらえるのではないでしょうか。
図書館や書店で本を探すとき、検索して分類番号や棚番号を調べてから見つけるときは別として、著者名や出版社名などを見ながら探すことも多いと思います。
いずれにしても、本の背にある情報も、大切な本の中身です。ラベルが必要だとしても、最小限にしたいもの。
写真は、日野市立中央図書館のものです。N,Eという文字が見えているのは、それぞれ、小説、エッセイという意味。
背ラベルは使ってありません。左端の方に、著者記号だけのラベルを貼った本が見えますが、以前はそのような使い方だったのでしょう。いつから変わったかは聞き落としてしまいました。
読み物以外には、分類番号を振った小さなラベルが貼ってあります。
私のところも、これに習って、読み物の棚は背ラベルなし。それ以外は無色の一段ラベルを使うようにしてます。
この写真にあるようなラベルがいいのですが、ラベル印刷用のソフトに対応したものは、もう少し大きくなってしまいます。
こういうのに慣れると、3段ラベルを使う感覚が信じられなくなります。
誰のためのラベル?
本当に背ラベルがないんですね…!
返信削除やっぱり驚いてしまいましたが、
すっきりしていて、背の力を感じます。
ラベルの有る無しで全然違うものですね。
9類以外も、3段より1段…というのは、
そうだなあと思っていたのですが、
さらに無色!
ことごとく「なるほど~」です。
関東の図書館では珍しくないということですので、
東京など行った折には、
日野をはじめいろいろなところを見てみようと思います。
コメントありがとうございます。
返信削除常識、と思っていることにも案外
違うアプローチはあるものです。
教科書に書いてあることには、常に
疑問を持ち続けたいと思います。