西海市立S中図書館

2012年9月26日水曜日

「読み語り」という言葉づかい

なぜだか分かりませんが、論争的な話題になると閲覧数が普段よりぐんと増えたりします。増えるのはいいんですが、それでもって不機嫌な人が増えるのであれば、何だかなぁ、という感じ。

ネットの上ではありがちなことなんでしょうか。


私は、そうならないために、図書館に関連した、他のブログは読まないことにしています。以前は読んでたのですが、書いてあることへのリアクションとして自分も書いてしまう。そうすると、本来自分が書こうとしていたことから、内容がそれていってしまうのです。

そうそう、そうだよね、って賛成のときはいいのですが、いや、それは違うだろうという反対のときがダメです。後は、自分の真意が伝わってないとき。

真意が伝わらない、というのは珍しくもないのでしょうが、そこまでして書くの?ってことになりかねないので、むしろ読まない方が平和に生きていけます。


さて、以前は「読み聞かせ」と言っていたことを、最近は「読み語り」と言う人が多くなってますね。誰が言い始めたのでしょうか。

強制的に「聞かせる」というニュアンスを嫌ったのだろうというのは分かるのですが、だからといって「読み語り」にはちょっと抵抗を感じます。

だって、「読む」ことと「語る」こと、かなり違う性格のことがらではないでしょうか。その二つがくっついているので、この言葉を聞いたとき、いったい何をしようとしているのか、分からなくて混乱してしまうのです。

本を使うことはたぶん間違いないので、それだったら「語り」にはならないのでは?

どうしてこうなったのか、事情をご存じの方、教えてください。

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