夏に西海市で研修会やったとき、県の指導主事が整理券配ってたのでもらってました。
さすがに話うまいです。本も売れるはず。
ご本人曰く、「(今日の講演は)三千円から五千円の価値があるだろう」。五千円あれば、最近の主要な著作は全部買えるそうなので、買ってね、ということらしい。商売もお上手。
人生のピークと思ってた時期を過ぎても、元気に生きようね、という結論で、人生の半ばから以降の年代と思われる人が多かった聴衆の皆さん、きっと今日は元気になったことでしょう。
私は、この人が教育をどのようにとらえているのか知りたくて、聴きに行きました。教育の私事化と、競争原理の導入は果たして有効なのか、という問題です。
もちろんそれが今日の主題ではなかったのですが、それはよくわかった気がします。この人にはそのような問題意識はないみたい。
私事化と競争原理の導入によって教育の世界は変わるはず、という信念と、それなりの成果があがったことは分かりました。でも、和田中の成功と、長崎市における通学区の自由化の失敗とをどのように関連づけたらいいのかしらん。
この人が言うような、「坂の上の坂」をまがりなりにもイメージできるような階層は、ごく限られているのじゃないのか?なんて発想は、古典的すぎます?
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