熊本の市民会館崇城大学ホールで、片山善博氏の講演とシンポジウム。
わざわざ行ってよかったです。片山さんも、シンポジウムに出てたたつみや章さんらも、なかなかの迫力でした。
片山さんから、「住民生活に光をそそぐ交付金」が閣議で決まったときの裏話がありました。他は増税とかTPPとか、まったく民主党らしい政策はなかったそうです。
すでに、菅さんのときから、民主党は民主党でなくなってしまっていたということがわかります。菅さんも野田さんも、財務大臣経験者。ま、官僚にいいくるめられて、官僚の言うとおりの政治をやるという、自民党となんら変わりのない内閣だったわけです。
自民党に対置していたはずの理念がまったくなくなってしまえば、そりゃ解体してしまいますわ。存在意義ないですもの。
片山さんの話を聞いていて、とても感銘深かったですが、一方、この人の考え方が我が国でメジャーになるのには相当時間がかかるだろうとも思いました。
明日の選挙では、自民党が圧勝して、建設国債で道路や橋をどんどん作ることになるのでしょう。それに対して、教育や福祉にはどれだけお金をまわしてくれるのかしらん。
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