西海市立S中図書館

2013年3月7日木曜日

長崎県公立高校入試問題(国語)

昨日・今日と、長崎県では公立高等学校の入学試験でした。

その中の、国語の問題を見てみました。

出典は、小説が、はらだみずき『ホームグラウンド』。古典は『正法現蔵随聞記』。説明文、齋藤孝『息の人間学』。それにインタビューとグラフの読み取り。

例年通りの出題傾向。問題文、問題の質・量ともに、いたってまっとうでした。年度によって、多少の凹凸がありますが、今年のはよく練られた問題だったと思います。

特徴を言えば、記述で解答を求められている問題が全体に散りばめられており、30字、65字、30字、40字、20字、20字と、合計200字を越える量になっていること。これは、新しい学習指導要領が強調していることを考え合わせると、当然予想されたことです。

選択肢の問題は、きちんと読み込めばほとんど正解が出るように作られているので、点数の差が出るのは、当然、記述の問題ということになります。

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