ブッカーかけの作業をしながら、本の大きさによってフィルムを変えるのですが、折り返しの部分の折り目がうまく決まらないことがありました。
フィルムがちょっと固めだと感じながらやっていたのですが、よく見ると、最初使っていたのとは別の会社の商品でした。
司書のHさんが使いやすいと言っていたのは、埼玉福祉会(平湯モデル取り扱いの会社でもあります)のものですが、その理由がよくわかりました。
埼玉福祉会のフィルムは、柔らかくてよく伸びます。その伸びが、腕の悪さ、私の不器用さの部分を吸収してくれていたように思います。
その分、いったん押さえてしまうと、完全にやり直すことは難しくなるようです。一度、表紙裏の折りり込みの部分を貼り込んでしまったことがあったのですが、はがそうとすると、フィルムが伸びすぎて、もう一度貼るとき、仕上がりがあまりきれいになりませんでした。
さて、次の購入にそなえて、Uさん以外にも技術者を育てねば、と思っています。幸い、誰かが独占的にやっていると、やってみたくなる図書係もいるようですから。
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