西海市立S中図書館

2013年5月30日木曜日

元図書館司書が3000冊転売=生活に困り古本屋に、刑事告発―新潟市教委

こんなニュースが目にとまりました。以下、引用。


時事通信 5月30日(木)21時11分配信
 新潟市教育委員会は30日、市立小須戸中学校(同市秋葉区)に勤務していた元図書館司書の40代女性が、新刊など約3000冊(550万円相当)の本を古本屋に転売し、生活費に充てていたと発表した。市教委は同日、新潟県警秋葉署に窃盗容疑で刑事告発した。
 市教委によると、この元司書は2008年4月から今年3月まで勤務。この間に購入された本約5000冊のうち、約3000冊を転売した。市教委の内規では本の発注は図書館の担当教諭と司書で行うが、同校では元司書一人でしていた。
 今年4月から勤務した別の司書が本がないことに気付き、発覚した。元司書は転売を認め、「生活に困り食費など日々の生活費に使っていた」と話しているという。


この事件についてあれこれ言う気はないのですが、このネットニュースへのコメントの中に、こんなのがありました。

 公務員で給料安定してるのに生活に困ってって馬鹿なの?

 日常生活を送れないほど司書が薄給とは思えんのですが。
 ただの浪費家のなれの果てですかね?

そうか、学校司書もいちおう公務員なんだ。世間のイメージはこういう風なのだと再認識した次第。現実には、公立小・中学校の司書のほとんどは、非正規の職員です。

で、「日常生活を送れないほど」薄給だったからといって、横流ししちゃいかんでしょう。もしそうだったら、生活保護の申請にいくべきです。

でも、そしたら、「もっとちゃんとした仕事に就きなさい」とか指導が入ったりして!?せめて、一人暮らしでもなんとか生計が成り立つくらいの給料払ってください。

司書に限らず、すべての職業について言えることですけどね。

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