国語A、国語Bあわせて、大問が11ありましたが、古典は一つもありません。
国語Aの8問の中の最後は、漢字や書写、敬語・文法などを細かく聞く問でした。その小問7問の中の最後に、「さくら さくら」の歌詞が出ています。
この歌詞の中の「にほふ」という古典仮名づかいを、現代仮名づかいに直しなさいというのが出ていますが、古典っぽい問題はこれだけです。
中学校2年間の古典学習は、どうやら、古典仮名づかいを正確に読めるようにすれば、合格らしい。
ただ、ここで気になるのは、高校が求めるものとのギャップです。
例えば長崎県の公立高校入試の場合、大問4問中、1問は必ず古典が出題されています。それほど難しい文章ではありませんが、おおまかな内容を理解しないと解けない問題です。
また、高校に入ると、古典の助動詞の意味を全部覚えたり、全文を品詞分解したりという、昔ながらの勉強をさせられます(それが古典の学習として有効かといえば、はなはだ疑問なのですが、私が高校生の頃と、本質的にはまったく変わっていません)。
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