ブックトラック製作

７月６日に設計をアップしたブックトラックの製作過程を紹介します。

材料を切り出したところです。１×４のＳＰＦ材、７枚分。値段は１４００円ほど。

例によって、ビスケットジョイントで、板の幅を広くします。

ビスケットジョイントカッターは、値段の高い工具ですが、こういうものをいくつか作れば、元は取れるかもしれません。

それから、ブックトラックですから、キャスターが必要になります。コストはこっちがはるかに高くなりました。

車輪の径７５ｍｍのキャスター４個。１個７００円ほど。固定用のボルト・ナット・ワッシャーが１６組、計５００円ほど。合計すると板の価格の倍以上です。

４個ともスイブル（回転機能）つき。２個はブレーキも付いているものを選びます。

キャスターの選択で、一番重要なのは、耐荷重。この商品は、１個あたり４０ｋｇでした。４個使う場合、４０×４×０．８で計算するよう推奨されています。計算すると１２８ｋｇ。小さなトラックなので、十分でしょう。

素人が工作する場合、余裕のある設計にした方がいいと思います。取り付け方で大きく変わってきますが、おおざっぱに言えば、必要な荷重の５割増くらいにしておけば間違いないでしょう。