先日、エンジンの修理屋さんの仕事ぶりをみせてもらいました。印象的だったことが二つ。
一つは、道具箱。エンジンをバラしたり、組み立てたりするには、何種類ものサイズの異なるレンチが必要になります。また、場所によって必要な形が変わってきますし、作業性を高めるには、ラチェットつきのレンチもほしくなります。
で、工具箱はどうしても大きくなりがち。でも、プロの道具箱は、普通サイズなのに、あっけないくらいすかすかでした。必要にして十分な道具を厳選するとこうなるのだと感心しました。
その中に、私は持っていない形のものが2種類あって、それぞれとても有効に使われてました。
それから、例えば燃料系統のトラブルが疑われるとき、燃料の通る経路を徹底的に点検します。くどいくらいにチェックして、そこに問題があるかないかを確かめる。完全に問題なしとなるまで、次のステップには進みません。
こうしたことは、そばで見てみないとなかなかわかりません。技術を身につけるには、しばらく丁稚奉公するのが一番いいのだろうなと思いました。
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