いくつかの学校を回って気になったことの一つは、平湯モデルの家具の塗装の痛みでした。
平湯先生によると、公共図書館に比べて、学校のものは年数の割に痛みが激しいようだとのことでした。
平湯モデルの家具は、木の素材感を生かすために塗装は控えめです。固い塗料を厚めにかければ、このようになりにくいかもしれませんが、テカテカの表面になってしまいます。
さらに丈夫さを求めると、石油化学製品で作った板を用いるというところに行き着きます。そっちの方がいいだろうと考える人も多いように思いますが、日常的に接するところがすべてそうなってしまうのはいかがなものでしょう。
それにしても、これくらい痛んできたら、塗り直したほうがいいかもしれません。塗り直しができるのは、むくの板を使った平湯モデルならではです。
また、塗り直すとすれば、いったん塗装を削り落とすことになるので、厚い塗料はやっかいです。一度どこかでやってみなければいけませんね。
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