元号によって日本の歴史の流れを解説した本です。
といっても、堅苦しい内容ではまったくありません。タイトルのイメージ通り、読みやすい歴史の本です。やたらと元号の存在意義を強調するという体でもありません。
元号がどのように決められたのか、という視点から、それぞれの時代の様子がよく見えてきます。もちろん、まだ元号のなかった時代のことには触れられていません。
ただ、中学校で学習する程度の歴史の知識が前提にないと、おもしろさが味わえないかもしれません。
それと、すべての元号が取り上げられていますが、同じことが延々と繰り返されている部分もあって、ちょっと冗長な印象を免れません。
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