西海市立S中図書館

2015年6月3日水曜日

材料へのこだわり 続き

なぜ、プラスチックではなくて木がよいのか。実は、直感的にそう思っているだけで、何か客観的な根拠があるわけではありません。

私たちの身の回りにはプラスチック製品があふれていて、それをなくすことはとてもできそうにありません。そのことに慣れきっていて、ことさらそれをどうこうしょうという意識も薄れがち?

そのことが、教育的にどのような意味を持つのか、これも、簡単には分からないことです。

例えば、給食の食器。プラスチックはやめてほしいのですが、食器を替えれば学力が上がるとか、道徳性が増すなんてことは証明されそうにありません。

それなのに、なぜコストをかけて木を使うのか。教育も含めて、あらゆる場面でコストが安いことが国是(?)である状況の中でそれを訴え続けていくのはなかなか困難です。

そういう中で、市がやろうとしている木質化計画はありがたい存在です。木を使うことが価値のあることだという意識が一般に広がる契機になればよいがと思います。

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