西海市立S中図書館

2016年12月13日火曜日

カジノ法案

どこをどうひねったら、これが有効な経済対策になるという理屈が成り立つのかしらん。愚民政策の典型、腐った政府の行う末期的な政策としか思えません。

日本に外国人観光客がたくさん来ていますが、地方にカジノをいっぱい作れば、その観光客がそこをぞろぞろ訪れ、莫大なお金を捨てていってくれるはず、という虫のいい見通しは、どこからくるのでしょう。

観光客にとっては、カジノに行かなくても、見るところ、いっぱいあるでしょう。

もともと、外国人観光客はそんなに行かないし、お金を落とすはずもなくて、膨大な投資は、日本人から回収することになっているという意見もあります。生産性はまったくなくて、刹那的な快楽と引き替えにただお金を人々から巻き上げて、投資家に還元するだけの事業。

元来不法なはずの賭け事を、奇妙な手順を踏むことで無理やり合法化しているパチンコはこれからどうなるんでしょうか。カジノがいいのなら、パチンコを縛る理由もなくなるでしょう。

非正規雇用の横行で、不安定な稼ぎは今後ますます少なくなり、年金の先行きも怪しい中、なけなしのお金をギャンブルに注ぎ込んで生活できなくなる人は、確実に増えそうです。

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