西海市立S中図書館

2018年5月9日水曜日

背ラベルのこと、ブログ内容の検索方法について

Sさん、コメントありがとうございます。

お尋ねの件を探すには、画面右の欄の「このブログを検索」か「ラベル」を使うことができます。(「ブログアーカイブ」では日付で書き込みを探せますが、お尋ねのような場合には役に立ちません。)

ためしに、検索の窓に「日野市立」と入れてみると、4件ヒットしました。「ラベル」の中の「あちこちの図書館」をクリックしても出てきます。ただし、古い書き込みなので、かなり画面を下ってスクロールしていかないと出てきません。


私が日野市立の図書館を訪ねたのは、2011年1月でした。ブログによると、このとき、下記の8館を訪ねています。

多摩市立図書館、日野市立中央図書館、日野市立高幡図書館、日野市立多摩平図書館、日野市立平山図書館、東京都立中央図書館、東京都立多摩図書館、東京純心中学校図書館・高等学校図書館
 
今こうして見直してみると、冬休みを使ったとはいえ、よくまあこんなに行ったものだとあきれています。東京に住む妹の車を借りて回ったのでした。


さて、本題のラベルですが、当時は、日野市立も多摩市立も、9類のほとんどに背ラベルはありませんでした。その後の変化については知りませんでした。

ともあれ、公共図書館でもそうしたやり方が可能な訳です。公立の義務教育の学校図書館であれば、それに比べると蔵書数が圧倒的に少ないので、ラベルなしで配架するのに、それほど大きな苦労があるわけではないと思っています。

しかし、例えば、返ってきた本を棚に戻すのは、司書か、訓練した図書委員にする必要は出てくると思います。

司書が毎日勤務していない現状では、すべて司書の手でというのにも無理があるかもしれませんが、返却本は、カウンター近くに返却用の棚を置いて、取りあえずそこに入れることで、すぐに戻さなくてもよくなります。

こうした議論の前提には、ラベルはできればない方がいいという考えがあります。司書の教育を真面目に受けてきた人や、図書館で勤務経験のある人の中には、ラベルがあるのが当然と思っている人が多いようにも思います。こうした価値の問題は、なかなか結論が出にくい課題かもしれません。

1 件のコメント:

  1. Sです。検索の方法や時期など教えてくださってありがとうございました。
    探していたのは2012年9月20日の記事でした。
    そうそう、これを見たかった…のですが、
    やり方が変わってしまったようで残念です。
    どういった理由なのか、経緯を知りたいと思ったのですが、
    今の時点では検索してもわかりませんでした。

    平湯先生からお題をいただいたのもあって、
    今さらながらもやもやと考えていたのですが、
    小学校と中学校では9類の著者記号は必要かなと感じています。
    著者の漢字の読みが…
    逆に分類記号が不要?…と考えると、小学校でも一段ラベルでいける?!など
    考えているのですが、本当は司書間でこういう話をしないといけないですよね。
    話も研修も、学習支援に重点が置かれるようになり、
    図書館の運営?にまでは話が深まらず…
    かく言う自分も…猛省します。

    長文失礼しました。
    これからも面白い図書館の記事を楽しみにしています。

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