西海市立S中図書館

2023年7月4日火曜日

花と文学(夾竹桃)

夾竹桃というと8月のイメージがありますが、もう花が咲きはじめたようです。

そして、もう一つ、夾竹桃は原爆のイメージとも結びついています。永井隆の『長崎の鐘』の中に、原爆投下の日の朝の描写があります。

「さるすべりも夾竹桃もカンナもよどんだ血のように動かない。その中を脈打つような蝉の声が向こうの山王神社の大楠から流れてくる。」

暑い夏の日、何か重苦しい不穏なものを感じさせる文章です。

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