そうした積み重ねの上に儒教がうまれ、これもまた日本にとても強い影響を与えました。孔子と同時代の諸子百家の思想も、現代まで読み継がれています。仏教も、日本には中国経由で伝わったため、日本で読まれるお経は、漢訳(つまり、中国語訳)のものです。
令和という言葉の元になった文章は万葉集にありますが、その文章は漢文(つまり、中国語)で書かれており、中国の古典の文章の焼き直しだったことは、以前ここに書きました。
古代日本の国作りのやり方が中国に倣っていたたことも、誰でも知っている史実です。日本という国についての古い記録は、中国の書物の中にあります。
日本の伝統は、遡れば中国の古代文明につながります。中国文明がなかったら、日本という国は今のような形ではなかったと言ってもいいくらいだと思います。その、日本文化の祖である中国に対しては、畏敬の念を持って接するべきではないでしょうか。
現代中国の政治のありようがあまり尊敬すべきものとは思えなかったとしても、たかだか百年にも満たない時間の中でのことです。中国五千年の歴史の中では一瞬のできごとに過ぎません。中国についてあれこれ取り沙汰するときには、このことをちょっとだけ思い出してほしいと思っています。
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