改憲論の出発点の一つが、現行の日本国憲法はアメリカから押しつけられたものだから変えるべきだという考えです。今の総理大臣もそのように考えていたようです(過去には確かにそのように言っていましたが、現在は、時代に合わせて変えるべきだと、”ソフト”な言い方に変わっています)。
アメリカから押しつけられた憲法は嫌だと言う人たちの多くは親米的で、今日までずっと続いている、アメリカからの政策要求に忠実に答えてきた政治のあり方はあまり問題にしないのです。最近の例で言えば、日本政府は、80兆円を超える巨額の投資(投資先を選ぶ権利は日本にはなくて、利益が上がっても日本の取り分はたった1割!)を求められて、それに答えています。きっかけになった理不尽な輸入品への課税が、アメリカの最高裁で違憲と判断されたのにもかかわらず、投資の方はリセットされないようです。まさにアメリカの言いなりです。
こういう政治のあり方を目の当たりにして受容しておきながら、なぜ出発点の憲法だけがおかしいと考えられるのか、私は不思議でなりません。
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