私の地元では、初盆の家では、精霊船(しょうろうぶね)を作って、8月15日の夜に、それを港まで押していき、海に流す風習があります。私が子どもの頃は、港で荷役に使う団兵衛船(だんべえせん)に積み込み、沖の方に流していました。田舎の方では、それぞれに海岸で海に流すところもありました。さすがに今は、環境に悪いので、海には流さず、ゴミとして処理されるようになりました。港の指定された場所に到着すると、パワーショベルが船をつぶすので、精霊流しの風情は吹き飛びます。
先頃、叔父が亡くなって、精霊船を作ることになりました。布を留めるのに、タッカーが活躍します。
精霊船には伝統的な形があって、これは、それに準じた正統派の船です。亡くなった人の趣味などを活かした形に作ることも自由で、トラックの荷台に載せて運ぶ家もあったりします。本番には余裕で間に合ったので、ほっとしているところです。
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