この研究会では、徹底して授業そのものを扱います。
午後は再び佐藤学さんのお話。
小・中・高それぞれの抱える問題点。
小学校は保守的であること。中学校は、困難校・問題が無いように見える学校・改革を続けてきたがマンネリ化した学校のそれぞれが課題を持っていること。高校は教師の同僚性が皆無であること。
授業のデザインはシンプルであるほどよいこと。せいぜい3つのステージで組み立てること。デザインはシンプルに、でも中で行われるコミュニケーションは複雑になるようにすること。
小学校は、明るく元気な一年生にしない(!)こと(その上の学年や、中学校も)。
絶えず新しくあること。
授業改革によって、より生徒と教師が近くなるような改革を目指すこと。
教師はいろいろ足りないものを述べ立てるが、何よりも足りないのはビジョンであること。
時間がなくて、佐藤さん、用意してきたものの半分も話せなかったようでした。でも、相変わらずの厳しさと暖かさ。
また、参加した人の多くがそうですが、静かに、間をおいて話し、聴く。大声で語られることはしばしば嘘っぱちであるということを、この研究会の参加者はみんなで体現しています。
0 件のコメント:
コメントを投稿