いつのまにか訪問が1万を超えてました。カウンターを付けられるのでしょうが、どうもソースを書き直さなければならないようで、ほったらかしです。
さて、先日の図書館のつどいで知り合った、横断検索システムなどを開発している方に意見を聞く機会がありました。
グーグルの検索エンジンに対して、図書館の検索システムの使い勝手が今ひとつであるという話をしてみました。グーグルのような集合知を活用した検索はできないものかと。
すると、それには賛成しないとの答え。なぜなら、検索があまり簡単になると、利用者が頭を使わなくなるから、とのこと。
確かに、労せずに手に入れた物は身につきません。でもね、わざわざ利用者のハードルを高くするのもどうなの?学校じゃあるまいし。ランガナタンは賛成しないと思いますが...
概して図書館プロパーの人たち、こういう発想が多いと思います。ウィキペディアがよくやり玉にあがってますが、ウィキのいいところは常にアップデート可能なところ。
紙の事典は、正確さを追求すればするほど中身が古くなるというジレンマがあります。それも、良心的な版元の場合に言えることで。
中には結構売れていても、どこかの種本を焼き直した古い内容のまま、なんて事典もありますから。P社のもの(子ども向け)、じっくり読んでみてください。なかなかひどいですよ。改訂版どうなってるでしょうか。いずれにしても、紙だから信用できるというのは一種の信仰にすぎません。
本を捨てろと言ってるんじゃないですよ。でも、せっかくデータを電子化したのに、画像で保存したため全文検索はできないなんてこと、やってちゃねぇ(国会図書館のプロジェクト。日本図書館協会の常世田さんによる)。
ちょっと論争的に書きすぎました?でもね、昔のやり方にこだわってばかりだと、図書館にとって損失が大きいと思うんですよ。で、あえて挑発。
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