西海市立S中図書館

2011年2月12日土曜日

フェイスアウト用のスタンド

来週はH小で手作り図書館家具の研修会。材料も手に入ったし、自分のところにもほしいので、製作予定のスタンドを試作しました。


モデルは、これ(N小引っ越しのときの写真で、配架のメモが貼ってあります)。


表面がきれいなシナベニヤを使いました。5.5mm厚、200×420mmの板の(横幅は平湯モデルの仕切りの間にちょうど入る幅です。変更可)上面の曲線をジグソーで切ります。少しぎくしゃくしてるのでサンダーで修正。


おなじみのSPF材(1×4、19×89mm)、長さ150mmの肩を斜めにカット。傾きは15度でした。材料の幅がもう少しほしいのですが、値段が安いのでそのまま利用。


二つの部品をビス止めすれば完成。大きな材料から切り出し、写真を撮りながら作って、1時間とかかりませんでした。


後ろがオリジナルの商品です。写真で見るとほぼ同等。

こうした展示用のスタンドですが、「見せる」ことが目的なので、当然視線の高さを意識して置きます。平湯モデルの書架では、下から4段目あたりに、そんな使い方を意識した設計がなされているものもあります。

もう一つ、平湯先生が表紙を見せる展示をするときに気にすることは、あまりきっちりつめこまないということ。隣の本との間に少し隙間があくくらいにする。一冊一冊の本の個性を殺してはいかんのだそうです。

なお、平湯先生からは、自作するときに限って、平湯モデルの設計は自由に使ってよいとのお許しが出ています(太っ腹!)。

ともあれ、H小に集まるみなさん、予習しといてくださいね(っていうか、もう来なくていい?)。

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