西海市立S中図書館

2011年2月14日月曜日

ピタゴラスの定理(三平方の定理)

まさか今頃数学の時間に習った定理を使うとは!数学、わかんなかったんですよね。

ブックスタンドの図面、側面図だけで止まってたんですが、実は、正面図には円弧が入るため、円の半径を求めなければならず、どうしたらいいか考えていたのでした。

円周上の3点の座標が決まると、一つの円が決まるので、モデルとなったスタンドを測定した数字から、半径も求められるはずだと予想できます。

実際の計算。上面の円弧に弦を引くと、その両端と円の中心によって二等辺三角形ができます。弦の長さと、高さも分かります。三角形の高さ+弦の高さ=斜辺の長さ=半径となるので、ピタゴラスの定理に数字をあてはめると、半径は計算で求められることになります。実務的には三角関数でやった方が早いんでしょうが、いまいち理解してないので、中学生の方法で。



なんてことをやった後、やおらSketchUpを起動したら、なんと、このソフト上で円弧を描くには、両端の点と、高さを決めればよかったのでした。半径いらない!!

中心と半径によって円を描くというやり方に慣れていたので、半径が必要と思っていたのです。半径を求める必要はありませんでした。でも、よく考えたら、そうでないと画面をはみ出すような大きな半径の円は描けないんですよね。

で、描き上げたのがこの図。


2回目なので、割合スムースに行きました。半径(R)も自動で入れられるようになってました。

中高生のみなさん、数学ちゃんと勉強しましょうね。ウン十年後になって、使う日が来るかもしれませんから。

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