西海市立S中図書館

2011年2月19日土曜日

SPF材の不思議な規格

SPF材は、材料となった元の木の名前からくる呼び方です。マツの仲間の輸入材。

ツーバイフォー住宅というのを聞いたことあると思います。輸入の規格材を使ってコストを下げた住宅です。作り方も日本の在来工法と比べるとぐっとシンプルになっているようです。

ところで、私たちが一番よく使う、1×4(ワン・バイ・フォー)は、1インチ×4インチという意味ですが、実際は19mm×89mmとなってます。インチ規格なので、メートル法では半端な数字。でも、1インチ25.4mmなのに、計算合わないじゃん。

左が2×4、右二つは1×4
と思って平湯先生に聞いたら、木材の規格ではよくあることだそうです。

SPF材が使いやすい理由の一つは、表面が削ってあり、角も取ってあることです。だから、あまり手をかけずに作品を仕上げることができます。

で、削る前と、削った後のサイズに差があるけど(実際は乾燥による収縮分も入るようです)、呼び方としては、削る前の1×4(インチ)が使われているということでした。

ちなみに、長さもフィート単位で、よくある6フィート材は1828mm。

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