著者は、数学を含めて学校の勉強は苦手だったそうです。家業を継いで靴職人になるつもりだったとか。ところが、中学校の図形のところで数学に目覚め、結局は数学者になってしまった!
「恋は、遠い日の花火ではない」(サントリーオールドCMより)なんて言葉が引用されてます。文系の人も数学やってみてね、という内容の章の冒頭にありました。ちょっと文学的すぎるかもしれませんが、著者のスタンスが伝わってきません?
数学は暗記教科だと日頃から言ってるそこのせんせ、それから、数学なんて結局現実と無関係な数字の操作だと言ってたどこぞの県の指導主事のせんせ、そんな人たちにまず読んでほしいなぁ。
中学生にはちと難しいかも。高校図書館にはぜひ置いてくださいね。数学、ちーともわからんと思っている高校生のお兄さんお姉さん、読んでみなはれ。これで分かるようにはならんかもしれんが、気が休まります。数学できんのは、必ずしもあんたのせーやない!!
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